るいもの戯れ言

第2楽章は、暖かな春の日差しを思わせるような優しい旋律を持ちいたロンド。ロンド形式は、これまでは速い楽章で用いられることが多かったので、これも新たな試みの1つなのだろう。

短調となるが、深刻な感じとはならずに引き続きのどかな雰囲気が続く。

最初のテーマが伴奏に少しアレンジが入って繰り返される。

再度短調となる。ここは次第に激しさを増していくが、深刻な感じはなく、通り雨が通り過ぎていったかのよう。

再度、最初のテーマ。やはり伴奏にアレンジが入っている。

経過句のような短かなパッセージが入って靜かに終わる。

楽譜引用はヘンレ版

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