第17曲は、宙を舞うような幻想的な音楽。
最後は、sotto voce(ささやくように)。左手で同じ低音を小節の頭で繰り返し奏される中、ppで幻想的なメロディが繰り返されて靜かに曲を閉じる。
第18曲は難解なリズムで、緩急の大きな曲。
連符も多用され、曲を通じて不規則なリズムが続く。
楽譜引用はエキエル版
Apple Musicの方は、こちらから
今年は社内の勉強会でRustをやっているのだが「Tambourineの日記」のRustでも遊びたいに触発されて、ナイーブなtailを自分でも書いてみた。lines()はIteratorなので、多分全量をメモリに保持することは無いはず。
第15曲は「雨だれ」として良く知られているが、譜面には記載は無い。繰り返される変イ音が、雨だれのよう繰り返されることから命名されたのだろう。
曲は3部で構成され、中間部は短調になるが、同じ音が繰り返されるのは変わらない。
中間部は不気味な左和音が繰り返された後、ffで和音が強打される。嵐の描写なのであれば、雨だれのリズムが変わらないのは不自然なので、単なる描写音楽では無いと思われる。ショパンはこの頃、肺結核をこじらせていたと言われており、自分の健康面への不安やいら立ちを表現したのかもしれない。
最後の、この音型はあたかも雨上がりに陽が差してきたが、まだ雨は残っている、そんな状況を表したかのようだ。
第16曲は、15曲とは対照的に、激しい怒りを表現したかのような曲。
Apple Musicの方はこちらから。
楽譜引用はエキエル版
第13曲は、夢の中で空を浮遊しているかのような幻想的な音楽。
途中でテンポが遅くなり、短調になるがすぐに長調に戻るということが繰り返される。
最後に最初のテンポに戻る指定。しかし、ここは曲想的には緊張感が高まっているため、最初のテンポよりも速めに弾かれることが多いと思われる。
第14曲は、抗い難い流れ、あるいは侵略を表したかのような明確なメロディの無い音楽。
楽譜引用はエキエル版
Apple Musicの方はこちら。
第11曲は、穏やかで、普段の何も変わらない生活を思わせるような靜かな曲。
第12曲は、11曲とはうって変わって、激しい怒りを表すかのような曲。
次第に音が増えていき、和音を高速で弾かなければならなくなる。
Apple Musicの方は以下からどうぞ。
譜面引用は、エキエル版から
富久が亡くなった。富久は野良上がりで、なかなか慣れなかったが、最後の数か月は膝に乗ってきては、しきりに顎にスリスリし続けるようになった。
一度調子を崩してからは、食欲も旺盛で、もう少し長生きしてくれるかと思ったのだが、元々痩せていたのが災いしたか、あっという間に逝ってしまった。
猫も人間同様、メスの方が長生きのようだが、5匹のうち3匹のメスが先に逝ってしまい、うちは残りはオスばかりとなる異常事態。
申し訳ありません。執筆道場の件で、Google+のコミュニティの設定が悪く、参加に招待が必要になっていました。さきほど変更して誰でも参加リクエスト可能にしましたので、ご興味のある方は以下のリンクから、お申し込みください。
第9曲は、堂々としたテーマが歌われる。
後半は、リズムが複符点となり緊張感を増していき、フォルテシモで曲を閉じる。
第10曲は、速い下降パッセージで、何かが転がり落ちるよう。
第2のパッセージは、動きのゆっくりとした落ち着いたもの。スラーの最後にアクセントがあり、何か疑問を投げかけているかのよう。
この第2のパッセージは、何度か登場するが、交互に微妙にスラーのかかり方が違い、一旦スラーが終了してからアクセントが来る。
楽譜の引用はエキエル版から
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毎年IBM社内で行ってきた執筆道場を、今年はトライアルとして社外でも行ってみることにしました。次のような活動を半年かけて行っていきます。
- 執筆テーマを考え、メンバからコメントをもらう
- 他の人の執筆テーマについてコメントする
- 執筆してみて、メンバからコメントをもらう
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以下について同意できる方のご参加を待ちしております。
- 執筆テーマ、原稿は他の方の著作物です。無断での転用など著作権を侵害しないこと
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第7曲は、愛らしいメロディが繰り返される小品。
この曲でやっかいなのは、ここの和音。
右手は広い音域をおさえなければならないので、親指で2つの音を弾くように指定されている。そしてクレシェンドが指定されているが、スラーの最後の音なので音量は抑える必要があり、ここは音を揃えて弾くのが難しい。
第8曲は、終始同じリズムのパッセージが繰り返される中、中声部でメロディが奏でられる。
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楽譜引用はエキエル版から